ひとコマ

日常の小さな出来事。

お風呂屋さん。

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ムスメの大学の学園祭の間、

同じ部活の女の子たちが泊まりに来るという。

家のお風呂では狭いので、

近所のお風呂屋さんに行ってもらう予定だが、

どんなお風呂屋さんなのか下調べのため、

先日、家族で行ってみた。

 

今、流行(はやり)のスーパー銭湯でなく、

所謂、昔ながらの銭湯。

中はまるでテルマエロマエの平たい顔族の世界。^-^;

風呂場のドアをあけると、

もやぁっとした湯気で視界が曇り、

時折、洗面器のカポーンという音が響く。

 

蛇口は赤を押したらお湯が出て、

青を押したら水が出る。

シャワーは固定式のもので、

レバーをくいっと手前にひくと

しゃーっと水が出る仕組み。

ホースがついてないので、洗髪のためには

頭をシャワーのあたる場所に持って行かねばならない、^-^;

でも、ジェットバスや泡風呂があったり、

サウナやミストサウナがある辺りはやや新しい感じ?

泡風呂はどうやら日替わりで中味がかわるらしく、

この日は「よもぎ湯」だった。

 

惜しむらくは、出てきたあとに

フルーツ牛乳を飲もうと思っていたのに、

売り切れていたことだ。

この銭湯には、紙パックではなく、

ちゃんと瓶入りのフルーツ牛乳が置いてあるみたいだ。

(次はもう少し早い時間に行こう…^-^;;)

 

ムスメはすっかり気に入ったようで、

お友達とここへ来るのを楽しみにしている。

 

ー☆ー

 

子どもの頃、住んでいた社宅にはお風呂がなかった。

なので、家族でお風呂屋さんに行ったり、

近所の祖父の家にお風呂をもらいに行っていた。

お風呂屋さんに行っていたときのことは

おぼろげながら覚えている。

あの頃は住んでいた町内にひとつ、

そして少し離れたところにもひとつあった。

けれど、私が中学生になる頃には

もうどちらのお風呂屋さんも廃業していたように思う。

 

独身時代、京都で5年ほど一人暮らしをしていた。

ワンルームのユニットバスは狭くて、

時々、近所のお風呂屋さんに通っていた。

ひとつは北大路通り、

下鴨本通を少し西に行ったところにあった。

もうひとつは、

東大路の元田中の辺りにあったお風呂屋さん、

そこも気に入って、たまに遠出をして通っていた。

でも、今はどちらのお風呂屋さんも廃業している。

うちの近所も昔お風呂屋さんだったところは

今は駐車場になっている。

 

それでも、京都はまだ小さなお風呂屋さんが

ちょこちょこと残っている。

今日もママ友たちとLINEしていたら、

上京にも下京にもお風呂屋さんはあるといっていた。

 

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この間は錦市場のフミヤの向かいにあるのを見つけた。

この錦湯さんなんかはお風呂屋さんでライブがあったりして、

かなりユニークなお風呂屋さんらしい。

お風呂屋さんで、こんな文化が発生するのも

京都らしいと言えば京都らしいのかもしれない。

 

今、お風呂屋さんの1回の入浴料は430円。

番台には30円でボディーソープや

シャンプー、リンスの小さなボトルが売っていた。

貸しタオルも30円。

街中で偶然お風呂屋さんを見つけて、

ふらっと立ち寄ることも出来るようになっている。

お風呂屋さん巡りも、

ディープな京都観光になるかもしれない。

 

そう言えば昔、オットとまだ結婚する前のこと、

二人で貴船の山を散策した帰り、

丸太町にあったお風呂屋さんに立ち寄ったことを

ふと思い出した。

あのお風呂屋さんはまだあるのだろうか…。